美女アポ

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そう、彼女との出会いは某箱の外の列に並んでいるときだった。数メートル先にスト高が見えた。彼女達は三人組。



リンク「あの子らだいぶスト値高いよな。」

ジョイ「あれは、そっこう声をかけよう!」





彼らも同じことを思っていた。彼女達の方を自然と見ていると、そのうちの一人と何度か目が合う。パカパカの好みのスト高だ。タイミングを見て、必ず声を掛けようと思った。







箱イン


リンクとジョイと乾杯
乾杯をしてすぐに彼女達が近くを通る。ジョイはパカパカが何度か目が合っていた案件にオープンしようとした



それを遮りパカパカがオープン



《案件データ》

E-girlsの藤井しゅうか+中村アン似
高身長モデル体型
21歳/専門学校生



ここはいきなりボディータッチなどもせずに慎重に笑顔でオープン

いやー、あまりにも可愛いから並んでるときからガン見しちゃったわ!笑

えーありがとう。実は私もお兄さんみてたよ。

いやー、かなり光栄やわ!

もはや今日死んでも後悔なし!笑

めちゃくちゃあの人カッコいいって友達にも言うててん!勇気ないから逆ナンもできやんかったけど、話かけてくれて嬉しい。

嬉しいわ!ただ自分、目だけは悪いようやから今から眼科連れてくわ。笑

ここまでは最高の展開。少し話した感じガツガツいくと間違いなく減点される。トークも慎重にすすめた。

まずは共通点をさがす
共通点の話で盛り上がり
彼女からの笑顔も次第に増える。

それに合わせるようにパカパカも
彼女以上に笑うことを意識


お仕事なにしてるの?

この定番の質問にも食い付きを
あげるようにトーク。

ただ職業を言うだけでは足りない
発展性がない。

工夫して案件に伝える。

案の定食い付きは上がる。

ただ、まだ彼女との距離を感じる。

少し距離を詰めると

パカパカくん近い~。

さらに慎重にいかねばと頭を
フル回転させて会話を練る。

相手の学校の話や悩み事を
丁寧に聞く。このときは
自分の意見を挟みすぎない。

大抵の女の子は意見が欲しい
のではなく、話を聞いてほしいだけ




次に恋愛の話にうつる



しゅうかは彼氏いないっしょ?



なんでわかるの?



たぶんだけど、けっこういないと思う。違う?



すご~い!3年いないよ。



それは長いね。でも、その間なんもなかったわけじゃないでしょ?
なんもあるわけないじゃん。私こう見えて真面目だよ。クラブに来たこともないよ。終電までに帰るよ。

いつもの自分のエピソードを
語り誘導していく形では間違いなく
やられると察知。ここは相手に同調

そうやんね。真面目なのは話してて伝わるよ。自分がいいなって思う人には真面目でいてほしいから嬉しいわ。

ここは、間接的にあなたの事を
気に入っていますよ。と伝える
言い方を意識。

そういってくれて嬉しい。でも、パカパカくんはチャラそうやしモテるのわかる。

いつもなら受け流すことが
多いけど、論点を少しだけ
変えて食い付きを上げる方向に
もっていく。

それはショックだな~。おれ付き合ったら、めちゃくちゃ長く続くよ。相手を知った上で絶対に付き合うからね。ノリとかはありえない。

上記のことだけだったら信用されないかもしれないけども、エピソードを交えて案件に伝える。






へぇー。意外に真面目なんだ!好感度あがった。




このときに間違いなく距離感が近くなった。距離をつめても案件が後ろに下がることはなく軽めのボディータッチもできるようになった。

さあ、もう少しか?

しゅうかが俺とデートするならどこでしたい?例えば夜景とかユニバとか映画館とか色々あるやん\(^o^)/

今ではなく、未来を。しかも僕とのデートを想像させることに意味がある。

そうだなあ。パカパカくんとは映画館にいきたいな。

しゃあないなあ。デートとか久々やなあ。

またまたー。たくさんデートしてるでしょ!

これが本当にしてないの。ほんまに気に入った子じゃないと時間もったいないしね。

トーンを変えてこのように伝えることで案件は「私は彼にとって特別なんだ。」を意識付け



嬉しい!楽しみだね。

彼女からもたれてきたので、優しく抱きしめる。そして、この案件のピーク直前で切り出す。




しゅうかの友達を無視して、二人でしゃべりすぎたわ。悪い。おれ友達と軽く飲むから連絡先交換しとこ。またLINEする。

LINEを交換し、すぐに立ち去るのではなく、片方の友達の案件の元にしゅうかと一緒に行き、パカパカが軽く謝る。

楽しすぎて、話しこんじゃった。友達長い時間借りてごめんね。

全然いいよ。気にせんで。

じゃあ楽しみにしてるね。

すぐに放流するのではなく
このように案件だけを大切に
するのではなく、自分の友達にも
気を使える人だというアピールを
することも大切。案件だけではなく
案件の友達も「あの人はいい人」と
思ってくれれば、友達もプッシュして
くれてメリットしかない。




アポ当日

今回のアポはかなり楽しみにしていた。クラブが初めての女の子であり、彼女の性格の良さは話している時やLINEでのやり取りでも伝わってきた。しかもタイプであり、僕にしては珍しく案件に対して少なからず好意を抱いていたと思う。



ちなみにアポは基本的に10日以内にするが、今回はなんと一カ月も経っていた。そのため、アポ前に食い付きの確認を行った。軽くLINEでぶっこむ

彼女はそれを上手くいなす。今日は簡単には行かないだろうなと、このとき感じた。





23時合致



集合場所に行くと初めて会ったときと同じ、人懐こく照れ屋な笑顔で彼女は待っていた。雨が降っていたので自然と僕の傘に入れて、歩いてる道中で手を差し出し、そして手を繋いだ。手を繋いだ時の感覚からは彼女の緊張がそのまま伝わってきた。しばらく歩いて、近くのBARへと入る。

さあ、ゲームのはじまりだ。この瞬間が何よりも緊張する。

席は対面。彼女の表情からは、まだ緊張が見てとれる。身体の重心も後ろにいっていた。これは、食い付きがないのか?いや、違う。まだ、あったまってないだけだ。



そのタイミングでお酒が来た。乾杯をする。会っていなかった1カ月間の彼女の近況を聞く。旅行の話やバイトでの面白かった話などを相槌を打ちながら聞いた。そして、ふとしたタイミングで目が合う。なにか言いたそうな彼女。



今、なんか考えてるっしょ。遠慮せんと口に出してみて。ちゃんと聞くからさ。

パカパカくん、ほんとに彼女いないの?しかも、オーラも芸能人みたいで自信があるのが伝わるから緊張しちゃう。。




だれが芸人や!笑

彼女は、前話した通り本当に長いこといない。かわいそうやろ?笑

そーみえた?たしかに、自信だけは持つようにしてるかな。なよなよして自信持てない男よりは悪くないやろ?




いや、芸人じゃなくて…笑

信じられない。付き合うよりも遊びたい時期なんかな?

わたし、何に対しても自信ないから羨ましいし本当に尊敬できるポイント。




好きな人できたら付き合いたいとは、思ってるで。でも、なかなかできやんねんなー。遊びたいとかは考えてない。

そうやって、思ってることを素直に言えるのが、しゅーかの素敵なところやな。




結果的に遊んでしまってるんやろ?それくらいは馬鹿じゃないから分かるよ。

照れる。。ありがと。




セックスするっていうことを基準で遊ぶって言うてる?もし、その基準なら俺は遊んでるんかもしれないね。ただ、誰でもいいわけじゃない。相手の事をいいなって思って、相手の事をもっと知りたいって思ってのセックスやから。だから、少しでも相手との未来を考えれない人とは絶対にしないね。



彼女の姿勢が前のめりになった。




正直に話してくれてありがと。パカパカくんの言いたいことはすごくわかるし、なにより本音で話してくれたことが嬉しい。




しゅーか、ほんまいい子やから真っ直ぐ素直に言いたいって思ってさ。




ここで、彼女のほっぺたを指で軽く握って笑顔で話す。




少しは緊張溶けたか?笑







そだね、さっきよりはマシかな。

彼女はそう言うと、恥ずかしそうに視線を下にずらした。その仕草に、不覚にも少しドキッとしてしまった。さあ、もう少しだ。ゴールは近い。







さあ、でよっか。静かに話せるとこ行こう。




ホテルなら行かないよ。




えっ。。




自分の耳を疑った。この食い付きで、グダられるとは思いもしなかった。形式か?いや、彼女の発した言葉の意思の強さと、目を見ると形式とは思えなかった。なぜだ。強く違和感を覚えた。




ちなみに、なんで嫌か知りたい。




付き合っていないとできない。




さあ、ここで来たか。付き合ってないとしないグダ。ただ、先程の僕のグダ潰しは間違いなく効いていたはずだ。原因は他にあるはずだ。




正直それが原因じゃないっしょ?




うーん、だって一回目のデートだからお互いをよく知らない。だから、今日は本当に無理だよ。。。




せやな。たしかにデートは一回目やな。しゅーかは一回目のデートでセックスをしたことないから、抵抗感あるのは当然わかる。でも、少なからず俺に興味あって、遅い時間でも期待して今日は来てくれたんやろ?それやったら、その気持ちに素直になってもいいんちゃうかな?




そだよね。すごくわかる。でも、今日はダメなんだ。。



ここでも、すごく違和感を感じた。なぜだ。彼女の不安となる要素は残されていないはずだ。なにが足りない。




その後も掘り下げたり、エピソードも入れたが彼女はブレなかった。残されたカードは、もう一つしかなかった。




わかった。お互いの価値観が違うみたいやし、その価値観は交わらないかもね。もう連絡しやんとくわ。帰ろか。







その瞬間、彼女は俯いて悲しい表情になり僕にバレないくらい静かに涙をいくつかこぼしたが、すぐに表情はそのまま涙は止まった。




今日、口説いてくるのはわかってたよ。でも、もし今日口説かれなかったら、本当に惚れてた。




そか。まあ、気をつけてな。楽しかった。







そのまま、すぐにお会計を済ませ、彼女に別れを告げた。その瞬間、一気に疲労と悔しさがどっと押し寄せた。







負けた。負けるとは思わなかった。完敗か?いや、勝てたはずだ。なにか納得がいかない。違和感は最後まで消えなかった。













1カ月後




彼女のLINEは最後に会った日から、返さないでおいたままだったが、彼女からLINEが来た。




久しぶり。もうブロックしてるよね?ブロックしてると思うけど、伝えます。あのとき、私は彼氏がいました。その彼氏とは今も付き合っています。私はパカパカくんのことが初めてみたときから、いいなって思ってたし、あの日も彼氏がいなかったら行きたかったけど、裏切られんかった。嘘ついててごめんね。

読み終わると、悔しさが込み上げてきた。そして、全ての謎が溶けた。あの違和感は彼氏がいたからだ。そして、本当のグダの理由も彼氏グダ。なのに、僕は違うグダ崩しをしてしまっていた。それは響くはずがない。


あのアポは最後まで違和感が消えなかった。その違和感を解決できるように、深く掘り下げたら違う結果になっていた可能性もある。違和感を感じていながら、その違和感に向き合わなかった。
負けたが、大切な事を教えてくれたアポでした。







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